2008年06月30日

「北条鉄道」廃油燃料走行実験を考察した

まずはこの産経の記事。
「バイオ燃料100%の"電車"」と書いてあるんだけど、電車はバイオ燃料積めません。本当はディーゼルカーなわけで。

正直、食料から作ったバイオ燃料と、このように廃油から再生された燃料は分けて考えるべきでは。全然意味が違うと思うし。
「食料原料燃料」と「再生燃料」というようにね。

このような廃油を使った交通機関は京都の市バスにも走ってますね。
ガソリン高騰の中、このような別の選択肢もあってもいいかと。

また鉄道経営の面から言えば、赤字に苦しむ北条鉄道にとって、このような実験を行ったということは、「北条鉄道」を知ってもらったというおよび、実験の場として差し出すことによる「ギャラ」による収入アップの可能性(今回がそうかは知らないが)を考えると、鉄道会社が生き残る一つの道かも知れません。

すでに耐用年数は明らかに過ぎたと思われる(他線では置き換えで廃車か路線自体が廃止になるかどちらか)20年以上前の車両をまだ使っているわけですからね。北条鉄道は。

(産経新聞より)
日本初、バイオ燃料100%の電車 北条鉄道が走行試験


兵庫県の加西、小野両市を結ぶ第三セクター鉄道「北条鉄道」で、廃食用油を精製したバイオディーゼル燃料(BDF)だけを使った車両の走行試験が29日、行われた。BDF100%で鉄道車両を走らせたのは全国初という。

 試験は、28日夜の運行終了後からこの日朝の始発までの間に、実際の軌道上で実施。北条町駅(加西市)から粟生駅(小野市)まで片道約14キロの行程を、通常の軽油とBDFのそれぞれの燃料を使って同じ車両を各1往復させ、加速性能や排ガス成分などを調べた。

 この結果、いずれの値もBDFは軽油と大差なく、排ガスはよりクリーンだった。同鉄道社長を務める中川暢三・加西市長は「環境にやさしいまちづくりを進めるために、年内をめどに、1両分の燃料をBDFに切り替えたい」と話した。

 同社は「今後、営業運転に100%のBDFを導入するには、継続的な使用に対する安全性の実証や、廃食用油の安定的な確保、軽油との価格差などクリアすべきハードルは少なくない」と話している。

 市や、BDF精製を手がける事業者は今後、家庭や事業所などからの廃食用油の回収量を増やし、燃料を確保していく考え。


posted by カミガタ at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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