2012年07月03日

広島で被爆し亡くなった少女たちの遺品展覧会を追ったドキュメンタリーdear hiroshima(ディア・ヒロシマ)〜ワンピースの写真が北米市民に投げかけた波紋〜」8/17NHK BS1で放映

遺品が映るということは生々しいそうですが、それだけリアルな映像が見れるということですね。
戦争とは何かと言う事を語ってくれそうな番組に思えます。


写真家・石内都の撮影し続けた作品群「ひろしま」…アメリカ人女性監督が追ったドキュメンタリー完成!

広島で被爆し亡くなった少女たちの遺品、ワンピースや靴や人形の写真…。これらは写真家・石内都(いしうち みやこ)が撮影し続けた作品群「ひろしま」だ。

 この展覧会がカナダのバンクーバーで開かれ反響を呼んだ。さらに、この展覧会準備や各国より訪れた観客の反応を一年以上追い続けたドキュメンタリーが一人のアメリカ人女性リンダ・ホーグランドによって撮影された…。

 このたび2日にNHK渋谷にて「dear hiroshima(ディア・ヒロシマ)〜ワンピースの写真が北米市民に投げかけた波紋〜」の完成試写会が開かれ、写真家・石内都、監督・リンダ・ホーグランド、小谷亮太チーフプロデューサーが登壇し会見を行った。

 カナダでの展覧会を開催しての感想について石内は「“ヒロシマ”というある種の先入観の中で、私の“ひろしま”は今までのイメージとはちょっと違うと思います。また、私の作品にはキャプションがないので、「何でですか?」とよく聞かれましたが、写真を見てくれればいいという思いと、メッセージがあってこういう写真を撮っているというようなものを写真の下に付ける必要がないからです。これは“ひろしま”というものであって、私はあえてタイトルはひらがなで全世界で使ってますが、全世界がこの“ひろしま”というひらがなぐらいちゃんと読めるように(広島の原爆の事を)知ってほしいという、私のひとつの思いがあります。海外の人たちにはスタートという意味において、今回の展示会をよく見ていただけたなと感じています」と語った。

 また、膨大な作品群の中から48点を選んだ経緯について「今回選んだ48点は(展覧会会場の)平面図を見て、空間を考え、写真の枚数を決めました。今回のバンクーバーのために撮りおろした7点がメインで、あとは必ずなくてはならない写真が何点かあります。(写真を選んだ理由として)私が好きなワンピースという事ですね。私が広島で遺品を見た時に、自分が着てたかもしれない、その時に生きてたらもしかしたら私だったかもしれない、そういうリアリティがすごくあったんです。広島の遺品を見てこんな風に思った人はたぶん誰もいないと思うんですけど、私自身の広島の写真は、私の女性性も含めて、女だから撮れたのかもしれないということもあります。あの時代にこれだけおしゃれなもの、私が17、18歳だったら私のものでもおかしくないんじゃないか、って私は勝手に思って、始まりました」と、石内独自の視点で制作された「ひろしま」への思いを明かしてくれた。

 続いてホーグランド監督に、なぜ石内の写真展を取材しようと思ったのか訪ねると「一番最初に写真集を石内さんからもらった時、電気が走ったというか、直感的に思ったから」と答えた。さらに「いたってリベラルなニューヨークに住んでる親友が「あの“ひろしま”の写真を見て、初めて広島で亡くなったひとりひとりの事を考えられた。これまではキノコ雲の全体像しか無かった」ということを言っていて、普通のアメリカ人には(“ひろしま”の写真が)こういう風に見えるのかと思いました」と語った。

 広島・長崎の全体像のイメージではなく、石内の写真一枚一枚が織りなすリアリティをあらためて正面から見つめることで、新しい世界へ一歩踏み出せるのかもしれない。

 このドキュメンタリーは、8月17日(金)23時よりNHKのBS1にて放送される。

■『dear hiroshima(ディア・ヒロシマ)〜ワンピースの写真が北米市民に投げかけた波紋〜』
2012年8月17日(金)23:00〜24:49(NHK BS1)※ニュース中断あり
(テレビドガッチより)


posted by カミガタ at 14:39 | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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