2015年10月09日

戦後70年:占領下、素顔の奈良 進駐軍撮影の写真40点展示 住民との交流や時代映す 県立図書情報館 /奈良

戦後70年の今年、進駐軍の様子や当時の風俗が分かるこの展示は、図書館のアーカイブを見せる機能としてとても意義深いです。
チャンチャンバラバラでなく、こういう「銃後」や庶民の生活に根ざした展示は地味ではありますが、「イメージでしか戦争が表現できない」今、どんどん進めて欲しいですね。


戦後70年:占領下、素顔の奈良 進駐軍撮影の写真40点展示 住民との交流や時代映す 県立図書情報館 /奈良

第二次大戦直後、奈良に進駐した米軍が撮影した写真を集めた展示「進駐軍と奈良」が奈良市大安寺西1の県立図書情報館で開かれている。占領下の市民らの表情、生活風景などがうかがえる貴重な史料だ。無料。来年3月30日まで。

 「奈良県の百年」などの資料によると、奈良の米軍駐留は1945年9月24日に開始。米陸軍第25歩兵師団所属の「第64野砲大隊」などが駐屯し、軍政長官としてヘンダーソン中佐(46年就任)らの名が知られる。占領期には米兵による強盗事件や自動車事故などが頻発する一方、地方自治の推進、農地改革などの民主化政策も進んだ。

 会場にはパネル写真約40点を展示。進駐軍が主に奈良市内で撮影したもので、奈良で進駐軍の通訳をしていた人の遺族が2008年に県に寄贈した。

 第64野砲大隊の看板の前で米兵と日本人スタッフが笑顔で並んだ写真、米兵が人力車の車夫の笠(かさ)を借り、車夫と一緒に撮った写真などは住民との交流をうかがわせる。日本国憲法施行(47年)の祝賀門がある三条通▽米軍将校向け住宅が並ぶ黒髪山周辺(現在のドリームランド跡地付近)▽牛車や大八車が写った農作業風景−−など時代を映すカットもある。

 県立図書情報館公文書・地域研究係の佐藤明俊さん(48)は「文字資料では分からない、当時の県民や進駐軍の素顔が分かる写真。占領下の奈良の様子を感じてほしい」と話す。問い合わせは県立図書情報館(0742・34・2111)。【皆木成実】
(毎日新聞より)
posted by カミガタ at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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