2015年12月08日

道の駅を地域拠点化、「道の駅元気プロジェクト」を近畿日本ツーリストがスタート

1993年より日本各地に次々とできた「道の駅」。車の通過点ではなく、地域が発信し、観光や産業振興のハブとしての「道の駅」活用において、今回の試みはもっと広がってほしいものです。


「道の駅」を拠点にコンソーシアム、近畿日本ツーリストなど

近畿日本ツーリストは、全国の「道の駅」を拠点とした地域活性化事業「道の駅元気プロジェクト」を12月から開始する。同社が事務局となって異業種のコンソーシアムを組織し、観光客の誘致や地域特産品の販売支援、レストランのプロデュースなどのコンサルティングビジネスを展開する。

 同社は、道の駅が「日本版DMO(Destination Management / Marketing Organization)」として地域の観光マーケティング・マネジメントを担うことを期待し、関連の取り組みを支援していく。コンソーシアムには、観光農園の運営や6次産業化を手がける和郷(千葉県香取市)、クックパッド(東京都渋谷区)、辻調理師専門学校(大阪市阿倍野区)の3社が参加する。

 役割分担は、和郷が観光農園のプロデュースや直売所の販売支援を行う。クックパッドは、食材宅配サービス「クックパッド産地直送便」に「道の駅専用コーナー」を設置して、産地直送食材をインターネット販売する。辻調理師専門学校は、食による地域振興を通したIターンやUターンの推進、モデル化を受け持つ。

 近畿日本ツーリストは、事務局として参加企業の調整や、観光ビジネスについてのコンサルティングなどを行う。今後、道の駅の要望に応じて、新たな企業、団体にも連携を拡大していく予定だ。

 道の駅は、地方自治体が主体となって設置し、国土交通省に申請登録された施設で、11月現在で全国に1079カ所ある。24時間利用できる無料駐車場やトイレなどの「休憩機能」、道路情報・観光情報・緊急医療情報などの「情報提供機能」、文化教養施設・観光レクリエーション施設などの「地域連携機能」という3つの機能を備える。近年は、特産品の販売や加工(ブランド化)、観光客誘致など、旅の経由地としてだけでなく観光拠点としての地域産業の担い手の役割を期待されるケースも増えてきている。
(日経BPネット 新・公民連携最前線より)
posted by カミガタ at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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