2016年03月11日

東日本大震災発生から5年。地震発生から津波襲来まで、犠牲者1326人の行動を3Dマップ上に可視化したアーカイブ公開

東日本大震災発生から5年。犠牲者の居場所の記録が地図で公開されました。
地図ライブラリとしてオープンソースソフトウェアの「Cesium」を使い、Googleストリートビューを組み合わせて、点と線でポインティングしています。
「市井の人が生きた証」の記憶として残すとともに、教訓にもしたいですね。


地震発生から津波襲来まで、犠牲者1326人の行動を3Dマップ上に可視化したアーカイブ公開

東日本大震災の津波の犠牲者の行動を3Dマップ上に可視化したデジタルアーカイブ「忘れない 震災犠牲者の行動記録」を、岩手日報社が同社ウェブサイトで公開した。

 岩手県の津波の犠牲者が、地震の発生した2011年3月11日14時46分にどこにいたのか、また、津波が襲来した時にどこにいたのかを遺族に取材。居場所が詳細に判明した1326人について、移動の始点・終点を地図上にプロットし、2D/3D地図・航空写真上で時間軸に沿って再生できるようにした。遺族の了承を得た687人については、プロットされた各点をクリックすることで、氏名と行動記録情報も参照できる。
水色の点・線が男性、赤の点・線が女性。長い線は、自動車など短時間で長い距離を移動したことを示す。Google マップの「ストリートビュー」との連携で、被災地の復興の様子も見られる

 「岩手日報社は、生きた証を残そうと震災犠牲者一人一人を紙面で紹介するプロジェクト『忘れない』に2011年から取り組んでいます。現在は、災害から命を守るための連載『てんでんこ未来へ』も展開しています。その集大成として犠牲者がどのような避難行動を取り、どこに集まったのかなどを詳細に分析。これにより犠牲者の声なき声が可視化でき、一人でも貴い命を失わないよう、震災の教訓として後世に残していく形にしました。」

 陸前高田市中心部では、地震発生から津波襲来まで動きがなく、避難せずに自宅にとどまっていて亡くなった方がいること、逆に地震発生後に津波浸水域にある自宅などに戻って亡くなった方がいることが分かる。また、釜石市鵜住居町では、多くの犠牲者が地区の防災センターに向かって移動し、そこで亡くなったという。

 アーカイブを活用して避難行動について分析した岩手日報社では、「避難所を過信せず、少しでも高い場所へ」などの提言を行う記事を制作し、3月5日から同紙に掲載した。ウェブサイトでは、その紙面をPDF化してダウンロード提供している。

 アーカイブは、首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室と共同で制作したもの。震災犠牲者に特化して行動記録をまとめて可視化したのは初めてだという。
インターネットWatchより)
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2013年04月14日

東北沿岸の復興の様子をストリートビューで。Googleが今秋公開を目標に撮影開始

知ってますか。実はストリートビューは現在都市部ではほとんどの幹線道路はもちろん、脇道までサポートしてます。もちろん地方部でも主要道は見れます。
今回の東北のストリートビューは、東日本大震災の被害と復興の様子をつぶさに観察でき、意義深いものだと思います。Googleの地図でも被害や復興の様子はわかりますが、Googleストリートビューでよりリアルな風景が見れることでしょう。
その成果が多くの人や企業で活用できたらいいな、と思います。

GoogleストリートビューのAmazonサーチ



復興に向かう街の様子を「ストリートビュー」で記録、グーグルが撮影開始
グーグル株式会社は12日、東日本大震災で津波被害を受けた地域の「ストリートビュー」の撮影を開始したと発表した。今回の撮影範囲は主に岩手県、宮城県、福島県の沿岸地域。数カ月で撮影を終了し、今秋の公開を目指す。

 従来よりグーグルでは被災地のストリートビューを撮影・公開してきた。最近では、福島第一原発の事故の影響で自由に立ち入ることができない、福島県浪江町の「警戒区域」のストリートビューも撮影・公開している。

 これまでは被災した街や建物の姿を記録するものだったが、今回の撮影は、復興に向かう街の様子を記録することが目的だとしている。
(Internet Watchより)
posted by カミガタ at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月03日

震災被災地を観光で支援。語り部ツアーも

現地に行かないと分からないこと、現地の経済を支援することが意義あることでしょうね。
なお、JTB広報室によると「震災の現状を見学するので、配慮に欠ける盛り上がりや写真撮影などに控えていただければと思います」とのことです。

新たな復興支援 被災地ツーリズム
震災復興を手助けするボランティアツアーに数多くの参加者が集まった昨年。加えて今年は、新たなニーズが見られるという。名鉄観光サービス東北営業本部に問い合わせたところ「“被災地を見学したい”“観光で支援したい”といった需要が増えていると感じます」とのこと。なかでも注目したいのは、被災者が当時の状況を語る「語り部ツアー」だ。

JTBが販売する『復興 南三陸と名湯鳴子温泉 平泉・松島・山寺 3日間』は、観光をメインに据えつつ被災地区を見学し、震災を体験した語り部に話を聞くプラン。被災地区にあるホテルに泊まったり、仮設店舗で営業するお店に立ち寄ったりするなど、被災地の経済を支援するコース設定になっている。

夏休みには別の予定もあるけど、どうにか参加したいという人には、日帰りプランがオススメ。JR東日本の『南三陸町福興市(ふっこういち)応援ツアー』では、地元商店街と南三陸町が復興のシンボルとして毎月開催している福興市や仮設商店街「さんさん商店街」で買い物をしたり、語り部のもとを訪れ、震災の話を聞いたりできる。

ツアー旅行は苦手という人は、地元団体が主催する企画に現地で参加してはどうだろう。NPO法人体験村・たのはたネットワークが主催する『大津波語り部&ガイド』は、岩手県田野畑村の被災状況を見学しながら、1時間ほどかけて、語り部ガイドから震災当時の話を聞くというもの。直接予約ができるので個人で参加が可能だ。担当者によると参加者から「実際に見ることでまだまだ厳しい状況だということがわかった。テレビだけでは伝わらないこともある」といった感想を述べられることが多いという。

募金やボランティアだけでなく、現地での消費も地域経済にとっては重要だ。また当時の話を聞いて心に刻むことで、あの日を風化させないことも、僕らにできることのひとつではないだろうか。
posted by カミガタ at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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